実験数学1 (2021年度)
このwebページは2021年度の実験数学1(コンピュータプログラミング)のサポートページです.
講義の基礎情報
事項名 | 内容 |
---|---|
授業名 | 実験数学1(コンピュータプログラミング) |
(主な)対象 | 理学部数学科2年生 |
授業コード | 040463 |
時期 | 2021年度 春〜夏学期 |
時限 | 金曜4限 |
教室 | 情教2(受講者数が多い場合はオンライン) |
教員 | 宮武 勇登(みやたけ ゆうと) |
教員のメールアドレス | miyatake (at) cas.cmc.osaka-u.ac.jp |
TA | CLE参照 |
このwebページの位置付け
本講義の情報の提供は,CLEとこのウェブページの両方を使って行います. 例えば,毎回の講義の補足や,レポートの提出にはCLEを使います.一方で,講義の主な内容はこのwebページで提供する予定です. また,サンプルプログラムは,GitHub でも公開します.
注意点
- 理学部数学科2年生が主な対象ですが,他学科の学生も履修も歓迎します.
- プログラミングの経験は問いません.むしろ,「はじめてプログラミングを習う」人を念頭に講義を進めます.ただし,1年生の「情報科学基礎(必修)」で習うような,最低限のリテラシーは身についていると期待します.
- 数学についても特に高度な知識は仮定しません.
- 質問は,講義中あるいは講義の前後に受け付ける他,メールでも受け付けます.メールの場合,必ずTAと宮武の二人宛に送信してください.メールを送る際,CLEを用いるのが一番確実です.個人のメールアドレスから直接送っていただいても構いませんが,件名は「実験数学1の質問」などとし,本文中では必ず名前を名乗るようにしてください.また,キャリアメールなどからの送信は迷惑メールとして扱われる可能性もあるので,大学から提供されているメールアドレスを用いることを推奨します.
プログラミングの環境
別途ページを設けて説明しますが,プログラミングの環境を個人のラップトップPCなどでも構築することを推奨します.これまでの経験やコンピュータの使い方などによっては一筋縄ではいかず,多少苦労をするかもしれませんが,このような環境構築は大学生の早い段階で経験しておくとよいと思います.
なお,大学の情報教育端末を利用して授業を受けることも可能ですが,
- 自宅などからもアクセスできますが,個人のPCほど快適には使えない
- ログインの度に繰り返し行う作業がある
といった面倒臭さがあります.
本講義で扱うC言語とjuliaに関して,windowsの場合とmacの場合の環境設定方法を別ページで説明します.
C言語については,オンラインのサービスもありますし,本講義の前半でしか扱いませんから,万が一うまく構築できなくても,受講する上で大きな支障にはなりません(もちろん,構築する経験は重要ですので,トライしてみることを強くおすすめします).
Juliaについては,各自のPCなどで構築するよう努力してください(下記のようにアカウント名に全角文字列を使っていたりしない限り,指示通りに行えば大丈夫なはずです).万が一どうしてもエラーなどでうまく構築出来ない場合は,私の研究室でオンラインで使えるサービスを構築中ですので,(うまく運用できそうなら)それを使うことも可能です.ただし,接続できるのは学内限定であり,また,一度に使用する人は数人程度を想定しています.
Windows を使っている学生への注意
Windows のアカウント名に
以外の文字列を使っていないことを確認してください(アカウント名が 阪大太郎 のようになっていないことを確認してください). もし,これら以外の文字列を使っている場合,この講義のどこかのタイミングで,必要な環境が整えられなくなります.
そこで,もしこれら以外の文字をアカウント名の中で使っている人は,アカウント名をこれらの文字のみからなるように変更するか(ただし,アカウント名を変更してもユーザーフォルダの名前は変更されないので,依然として不具合が生じる可能性があります),新たにこれらの文字だけを使ったアカウントを別に用意してください. この講義に限らず,アカウント名に全角文字などを使っていると,将来的に,いろいろな不具合が生じる可能性が高いです. ただし,ファイルのバックアップなどは自己責任で行ってください.
mac を使っている学生へのおすすめ
Homebrew, MacPorts, Fink などのパッケージ管理システムを利用すると,ソフトウェア等のインストールやバージョン管理が極めて楽になります(宮武はHomebrewを使っています).
これらの導入は非常に簡単です.例えば,Homebrew を導入したい場合,homebrewのwebページ にアクセスし,「インストール」の下のおまじないのような一行をコピーし(ただし,左端の「$」は除く),macOSのターミナルにペーストしエンターキーを押してしばらく待てば完了です.